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保育士の求人状況はどうなの?

厚生労働省は、2010年に策定された「子供・子育てビジョン」から保育所の定員を増やすといっていますが、2017年度に必要な保育士は46万人に対して、現在40万人にも満たず、2017年度には新卒者を加えても7万人の不足が予想されています。
それからすると、保育士の求人は引く手あまたの状態です。



求人倍率を見てみると、全国では1.85倍、東京では5.44倍となっています。



全国的にも不足しており、東京の保育士不足は、極めて深刻な状況です。

職場としては、認可、認可外の保育施設、乳児院や児童養護施設、盲児施設、ろうあ児施設などのさまざまな施設があります。

施設が多いから不足しているというわけではありません。

保育士の資格保を持ちながら、その職についていない方が全国で約70万人と言われています。



資格を持ちながら、その資格を活かした仕事をしたくない、できないという状況があります。

ほいくしとしての就業を希望しない理由というアンケート調査の結果を見ると、賃金が低い、責任が重い、体力や健康への不安、休暇が少ないなどが上げられています。

他にも、保育時間外に事務処理をしても残業代は付かないなど労働環境の悪さが上げられています。

平均的なサラリーマンの年収からすると、保育士の年収は、過酷な労働環境に比してかなり低くなっています。
現状では、いくら求人があったとしても、需要を満たすだけの人材を確保するのは難しいようです。

早急に改善しなければ、次の世代を担う子供たちの健全な保育が、いっそう困難になります。